国際協力銀行

国際協力銀、南アの電力事業に総額170億円融資

　国際協力銀行は８日、南アフリカ共和国の電力事業に総額170億円を融資する契約を結んだと発表した。産業、物流拠点の送配電設備を増強し、安定的に電力を供給できるようにする。三菱東京ＵＦＪ銀行やドイツ銀行などとの協調融資となる。

　南アに進出する日本企業の事業環境整備に役立てる。南アでは、自動車メーカーなどが欧州、中東向けの輸出拠点としているほか、複数の日本企業が貴金属の資源開発を進めている。急速な経済成長に伴い、将来の電力供給不足が懸念されていた。 

（NIKKEI NET）

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フジテレビとリクルートが資本・業務提携

フジテレビとリクルートが資本・業務提携

　フジテレビとリクルートは８日、資本・業務提携で合意した。フジがリクルート株の０．５％を２７億円で取得するほか、地上デジタル放送に関連したサービスの共同開発などを検討する。両社はワンセグデータ放送で紹介した情報から視聴者を広告に誘導する事業を始めており、こうした連携を強めるという。

（2007年06月08日18時17分『asahi．com』）

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メタボ対策

「メタボ対策」盛る　動脈硬化学会ガイドライン

　日本動脈硬化学会(北徹理事長)は25日、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などの診療に使われる「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007(平成19)年版」をまとめた。

　新ガイドラインは2002(平成14)年版以降の最新の研究成果を踏まえ改定された。この間に診断基準が定められたメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への注意喚起を新たに盛り込んだ。

　メタボリックシンドロームは、腹部に脂肪がたまるタイプの肥満に加えて高血圧、高血糖などが重なった状態。動脈硬化を招きやすくなるため、運動量を増やすなどの生活習慣の改善を提唱。

　また、血液中の総コレステロールのうち「悪玉」といわれるLDLコレステロールが直接、動脈硬化を形成するとされる。このため新ガイドラインは、総コレステロールではなくLDLコレステロールを生活習慣改善によって重点的に管理していく内容に改められた。

　ただ、生活習慣の改善だけで効果が見られないときは薬物療法が必要としている。

(2007/04/26『Sankeiweb』)

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トヨタ、ハイブリッド車

トヨタ、ハイブリッド車の累計販売が100万台を突破

　トヨタ自動車は7日、モーターとガソリンエンジンを併用するハイブリッド車の累計販売台数が5月末までに100万台を超えたと発表した。同社は1997年に「プリウス」を発売、現在は国内外で主要8車種を販売している。2010年代初めをメドに14車種程度まで増やし、年間販売台数を06年実績の3倍強にあたる100万台まで引き上げる計画だ。

　車種別では7割強をハイブリッド専用車のプリウスが占めた。地域別では北米が59万4000台で最も多く、日本は34万4000台、欧州は9万3000台だった。

　同社は約100万台のハイブリッド車を販売したことによる二酸化炭素（ＣＯ2）の排出抑制効果は約350万トンと試算。日本の標準的な世帯が1年間に排出する量の約60万倍に相当するという。

  (6/7 23:03『NIKKEI NET』より)

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不正コピーガードなし

不正コピーガードなしの音楽、アップルがネット販売

 米パソコン大手アップルは３０日、同社が運営する世界最大のインターネット音楽配信サイト「ｉチューンズ・ストア」で、不正コピー防止技術を取り外した楽曲の販売を始めたと発表した。

　英音楽大手ＥＭＩグループの楽曲が対象で、ｉチューンズからダウンロードしたＥＭＩの曲は、アップルの「ｉＰｏｄ（アイポッド）」以外のデジタル携帯音楽プレーヤーでも聞けることになった。価格は１曲１・２９ドルで、不正コピー防止技術つきの楽曲（０・９９ドル）より割高だ。

　音楽会社は従来、アップルなどネット配信業者にデジタル著作権管理（ＤＲＭ）と呼ばれる不正コピー防止技術の採用を求めてきた。しかし、ネット配信業者のＤＲＭは互換性に乏しく、ｉチューンズの場合はｉＰｏｄでしか聞けないため、消費者からＤＲＭ撤去を求める声が出ていた。

　ＥＭＩは４月、主要音楽会社として初めて、ＤＲＭを外した楽曲をｉチューンズなどに向けて提供すると発表。ＥＭＩの楽曲販売が順調に伸びれば、他の音楽会社も不正コピー防止技術を外す可能性がある。

（2007年5月31日11時35分  読売新聞）

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